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「千年希望の丘」岩沼復興アグリツーリズム

2015/05/30

平成27年度 復興庁「新しい東北」先導モデル事業に採択されました!!

newtohoku
3月27日(金)の応募締切まで、2月下旬からのおよそ4週間の間に企画立案から地域の皆々様との合意形成、果ては岩沼市の推薦状までをも頂戴し提案応募を行っていた事業企画が、5月26日(火)、待ちに待った復興庁からの通知をもって平成27年度 復興庁「新しい東北」先導モデル事業(プロジェクト事業)として採択決定となりました!
事業企画提案名:「千年希望の丘」岩沼復興アグリツーリズム
提案団体名:岩沼復興アグリツーリズム協議会(会長 八巻文彦((有)やさい工房八巻))
[実施体制]
提案団体の代表団体名:岩沼みんなの家 by infocom(インフォコム(株) 岩沼「みんなの家」事業所)
構成団体名①:やさい工房八巻
構成団体名②:モンタナリゾート
構成団体名③:千年希望の丘協会
推薦団体名および推薦者:岩沼市/菊池啓夫市長
3月初旬、立案した企画案をまず持って行ったのが地域のリーダー八巻さんと谷地沼さんのもと。そしてこのお2人のご賛同を得た時から全てが怒涛のように始まり、お2人のネットワークと信頼関係の広さと深さを以って、僕らだけでは絶対に頂けない岩沼市長名の推薦状を筆頭に上記実施体制を構築。応募総数198件(支援型事業33件/プロジェクト事業165件)・採択件数56件(支援型事業11件/プロジェクト事業45件)という狭き門をくぐり抜けることが出来ました。
様式2_【「千年希望の丘」岩沼復興アグリツーリズム】750
企画内容は、2013年7月の岩沼みんなの家の竣工以前から今日までに、八巻さん谷地沼さん、岩沼市、岩沼の事業者の皆さんや地域の皆さんから得た被災地岩沼の課題とニーズとウォンツ、そして僕らの目的と未来への一歩を、僕らはこれらをただ単にまとめただけですが、岩沼の沿岸部に拡がる津波の威力を減衰させる丘「千年希望の丘」の継続的な維持管理と、岩沼の最大の地域資源である八巻さんの農業における農業体験を中心に、丘陵地の自然環境に溢れた「グリーンピア岩沼」内にある宿泊施設モンタナリゾートでの宿泊と、岩沼みんなの家の利活用に農業IT事業創出の芽を加えさせて頂き、つまりは、
 あの忌まわしき津波によって甚大な被害を受け消滅した沿岸6集落があった地帯に拡がる「千年希望の丘」を、
 また来るかもしれない津波の威力を減衰させる為に、苗を植え、樹木を育て、丘を完成させるお手伝いに
 美味しいひとめぼれと、美味しい餅となるもち米、仙台白菜の発祥である岩沼白菜に塩害に強く甘いトマト、
 そしてこれから岩沼の名産とするべく定植を始めた、あの津波にも負けなかったイチジクの農業を体験しに
 スギ丸太柱と太い梁、高い天井と深い庇のある古い農家のような佇まいの岩沼みんなの家で、
 農業ITデモと6次化支援の現場を、岩沼のかあちゃん達による四季折々の手作り野菜とお惣菜と共にご覧頂きに
 ラン科やユリ科やシダ類が自生し、クリやコナラの二次林やアカマツの自然林が残る植生豊かな里山、
 「グリーンピア岩沼」にあるモンタナリゾートで身も心も癒しに
 そして、僕らを含め、そのそれぞれに登場する岩沼の人達に会いに
 是非!岩沼に来て、岩沼を好きになって、また岩沼に来て欲しい。
といった内容のものです。
 
 
詳しくは↑に貼った取組み概要をご覧頂ければと思いますが、ともかく!岩沼みんなの家の竣工からまもなく満2年を迎え、7月から3年目に突入するこの期に、復興庁のお墨付きを貰ってこの企画を岩沼の皆さんと一緒に実施出来ることになったことが何より嬉しく、また同時に、未来に向かう新たな一歩を踏み出せたのだと思っています。
今年度は、モデル事業としてアグリツーリズムを確立させることになります。その確立を以って、本番は来年度以降の自走になります。ですので今年度に多くの様々な試行と検証を行っておくことが、来年度以降の成功の大きな鍵となると考えています。
ということで、農業体験やモニターツアーや直売イベントを今夏以降より開催して行きますので、是非皆さまお楽しみにしていて下さい! 随時、情報を発信していきます。宜しくお願い致します。
※復興庁の発表はこちら
(text by 支配人)

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