5/23(金)に「インフォコメ田植え2014」を行いました!
みんなの家のオーナーであるインフォコム株式会社のCSR活動と新入社員研修を兼ねて行われた今回の田植えでは、
インフォコムのグループ社員含め約30名ほどが参加し、みんなの家が建つ玉浦地区で田植えをお手伝いさせて頂きました。
その名も、「インフォコメ田植え2014」です!
参加者は岩沼駅に現地集合し、今回の田植えの主旨、スケジュールの説明を受けました。
普段はパソコンの前にいることが多い参加者たち、どのような一日となるでしょうか…
このあと、さっそく今回ご協力頂く、八巻さん宅へ移動しました。
全員作業着(?)に着替え、八巻さん、谷地沼さんからご挨拶頂きました。
お二人とも岩沼みんなの家の活動にも日々多大なるご協力を頂いており、この日も平日にも拘らずお時間を作って頂きました。
本当にありがとうございます。
そしていよいよ作業開始です。
今回は3チームに分かれて、苗出し、田植え、苗箱洗いの作業を行います。
まずは、苗出しです。
ハウスから苗を出し、トラックに積んで、田んぼに運びます。
この苗、そんなに軽いものではありません。
何度も腰を曲げて、かがむ、運ぶを繰り返すうち、どんどん疲労がたまってきます。
この苗をトラックの上段へ積む作業もまた大変です。
通常は、5人パーティでこの作業を行っているのだとか…
恐れ入ります。。。
苗出しが終わったら、田んぼへ移動し、田植え作業です。
そして今回、手植えではありません!
普段農家の方が行っているのと同様、機械で植えていきます!
みんな真剣に作業の流れを聞いています。
実は、事前に八巻さんとお話しし、
イベント的な手植えを行うのではなく、普段行っている機械を用いた現代の農業を見せたいとの意向もあり、
機械植えを手伝わせて頂くことになりました。
機械で植えるのは一人ですが、その間も残った人は別の作業があります。
機械が一往復して戻ってくる間に、次に積む苗を準備します。
苗箱から、苗を取出し、スタンバイです。
中には箱に根がしっかり張っていて取りにくいものもありました。
田植えで大事なことは、いかに機械を止めないか!
(ずっと田植機を動かすことが重要だそうです。)
たしかに、何台も機械があるわけではなく、効率的に田植えを行うためには、
1台の田植機を絶えず動かすことが大事なんですね。
また、田植機が戻ってきたら、苗を積むだけではなく、肥料と除草剤も機械にセットします。
この間に苗を積んだトラックも少しずつ場所を移動する。
普段はこれを少ない人数で効率よくやる必要があります。
いよいよ社員も乗り込みます。
行きに操作を教えて頂き、帰りは社員が運転です。
機械に乗るとわかるのですが、
瓦礫(がれき)などが埋まっていて、ガッタンガッタンと揺れます。
きちんと真っ直ぐに植えるよう絶えずハンドルを握りしめ、
方向を確かめる必要がありました。
時には、軌道修正して頂くことも…
今回お手伝いさせて頂いた田んぼは、昨年まで除塩作業等で田植えを行うことが出来ず、
今回が震災後、最初の田植えとなりました。
田植えの前に代掻き(しろかき)と呼ばれる
水田に水を入れて土塊を砕き、田面を平らにする作業があるのですが、
瓦礫により、代掻きの機械が田んぼに刺さり何度も作業が止まってしまったそうです。
そのような話を伺うと、
沿岸部に近づくにつれ、まだまだ震災の爪痕が大きいことが感じられました。
後編へ続く…
(text by Ucchi)