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「千年希望の丘」岩沼復興アグリツーリズム

2018/02/10

[レポート]2018年2月3日『千年希望の丘』育樹&みんなの餅つき&豆まき+ワークショップTOUR♪

去る2月3日(土)、『千年希望の丘』育樹&みんなの餅つき&豆まき+ワークショップTOUR♪が開催されました。

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この日は関東で雪の予報すら出ており、さむ~い一日になると思いきや、直近で一番の晴天に!
日差しが暖かく、ぽかぽかのアグリ日和でした。

9時50分頃、駅に到着したツアーの参加者が到着し、一路岩沼みんなの家へ!
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一方そのころ、岩沼みんなの家では直売の野菜を並べ終えたかあちゃんたちが、餅づくりの準備を行っていました。
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餡餅用の餡も、お雑煮用のスープも、大鍋にいっぱいです。
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きな粉の入った大きなケースに丸くて大きなお餅が入り、おいしいきな粉餅が次々出来ていきます。
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参加者を乗せたバスもみんなの家に到着し、いよいよ開会式です!
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この日は下は1歳から上は61歳まで、北は久慈から南は大阪からと、幅広い方々が集合しました。

ご挨拶を終え、一同は最初のプログラムを行うためにバスで千年希望の丘へ!
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バス内では一般社団法人岩沼みんなのアグリツーリズム&イノベーションの共同代表理事である谷地沼さんによる、
恒例の玉浦ガイドが行われていました。
谷地沼さんは生粋の玉浦っ子にして、現在は玉浦小学校のPTA会長さんでもある、玉浦スペシャリストなのです!
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車窓からは、休眠中の田んぼと雪をまとった蔵王の姿がなんとものどかで美しく見えます。
千年希望の丘に到着した一同は、3号丘の上に登ります。
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天気の良かったこの日は、丘の上から海も山もみな一望できました。
皆さん美しい景色を眺めながら、谷地沼さんによる丘と、丘の持つ機能についての説明を聞きます。
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丘の上にある東屋は、緊急時には避難所として食事や防寒対策を取れるように作られています。
ところがこの東屋、非常時に四方を閉じる布が風ではためくのを防ぐ為にカバーを付けたところ、鳥のすみかになってしまったとか。
やはり居心地の良い場所には自然と動物が住み着いてしまうという、思わぬ誤算もあったようです。
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横の白い鉄塔にはソーラーパネルがついており、非常時にスマートフォンなどを充電できるようになっているそうです。
震災の教訓を生かした公園づくりに、参加者からも質問やなるほど~、といった声があがっていました。
丘のふもとに広がる沿路脇に移ると、いよいよ育樹の始まりです!
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毎回恒例となった葛退治を行います。
ところが葛は1年草の植物。冬には枯れてしまいます。
そこで、今回は森林づくりにおける育樹作業の大切さを説明した上で、
葛のつるを探して集めてもらいました。
なぜ集めたのかというと、それは後のお楽しみです!
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さてさて、一年草の葛ですが、一体どれ程伸びたのでしょうか。
葛探しを始めると、小さな参加者でもすぐに見つけることができました。
そう、葛を見つけることは難しいことではありません。と、言うことは…?
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どんどん見つけて、1か所に集めていきます。
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蔓は細くても、とっても強いのです!
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最後には、山の様に!
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丘では1年中葛対策に取り組まれているのですが、葛は伸びる早さも広さも生命力も強いため、
冬のこの時期ですら山の様な蔓が取れてしまう訳なのです。

暖かい時期にはこの葛が、丘に植えられた小さな苗に巻きついて、
成長に必要な日差しを遮ってしまったり、幹を太くしていくのを阻害してしまったりすると考えると、
育樹の重要さを理解して頂けるのではないでしょうか。
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育樹後参加者は思い思いの葛を選んで、バスに乗り込みます。
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続いて向かったのは、二野倉地区にあるいわぬまひつじ村です!
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最近のいわぬまひつじ村では新名称のお披露目、ドッグランの開園と話題が絶えません。
そんな中、説明を聞く最中からみなさん楽しみにしていた、話題の『彼』と最初にご対面です!
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その彼とは!マンクスくんです!
マンクスロフタンという種類のひつじだそうですが、今いるひつじの先祖のひつじ、
つまり元祖ひつじ!なのだそう。
いままで見ていたいわぬまひつじより身体は小さいのですが、くるんと丸い角がおしゃれなひつじです。
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そんなマンクスくんと対面した後は、広い放牧地にいるいつものいわぬまひつじたちとふれあいます!
現在いわぬまひつじ村では出産ラッシュだそうで、よくみるとお腹の大きなひつじが何頭もいます。
お邪魔した4日前にも双子が生まれたばかりだそうで、春先には子ひつじたちがたくさんみれるのかしらとワクワクです。
ひつじたちは人懐っこく寄ってきてくれ、おそるおそる葉っぱを差し出すと…
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食べた!
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癒しと驚きのひつじ体験を経た一同は、岩沼みんなの家へ戻ります。
戻ると広場では、大きな臼と杵が。
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続いて始まるのは、餅つき大会です!
餅つきに参加される地域の方も集まり、広場はにぎわいます。
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蒸かしたてのもち米を臼の中に入れると、
2本の杵ですり合わせる様に混ぜていきます。
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このお米ももちろん、玉浦で採れたミヤコガネモチというもち米です。
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米の粒をつぶすこの作業、なめらかなお餅づくりには重要な作業なのですが、見た目以上に難しいのです。
餅の原型ができると、みんなで順番に搗いていきます!
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大人も、子どもも、力いっぱいつきます!
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思ったよりもずっしり重い杵を、一生懸命持ち上げてひとり10回振り下ろします。
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つきたい人の列が途切れません。
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きれいなお餅ができました。
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このお餅は縁側でスタンバイしているかあちゃんたちのところに渡り、
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おいしそうなお雑煮に!
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お雑煮は来店された方に無料でふるまわれ、みんなでゆったりお食事タイムに。
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たっぷりおいしいお雑煮、おかわりする人もでる人気っぷりでした。
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お餅を楽しんだ後は、いよいよワークショップの時間です!
午前中に育樹で刈り取った葛の蔓で、リース編みに挑戦します!
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ねじりながら丸く形を作り、絡ませれば、リースがあっという間に完成!という説明を聞いてから…
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好きな太さの葛を選んで…
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輪っかにしてねじっていきます。
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直売かあちゃんの白一点、貞夫さんは蔓の細工も得意だそうで、
「真ん中を決めて、こうして巻くときれいにできるんだぞ~」と、参加者に教えてくれています。
確かに、すごくきれいな完成系が!
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育樹では悪役な葛ですが、葛の蔓は蔓細工に、若葉は食用に、根はくず粉にと、
多様ですばらしい用途がある、魅力ある植物でもあるのです。
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「これ、鍋敷きにしてもいいのよ~」と、直売かあちゃんたちからのアドバイスが。なるほど~!
後日実際にやかんを置いてみたものが、こちらです!すてき!
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みなさん楽しく編めたようです。
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さて、続いては鬼のお面作り!
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鬼のパーツを選んで、貼って、顔を書くのですが、みなさんの創意工夫がすごい!
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角を舌にみたてたり、アフロがリーゼントになっていたりと、豊かな発想力が発揮されます!
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一生懸命書いた男の子曰く、「俺は最強の鬼だー!」
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個性的な鬼たちの集合写真を、ぱしゃり。
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鬼のお面ができたら、いよいよ豆まきです。
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「鬼はー外ー。福はー内ー。」と、ピーナツを投げます。
(東北地方では殻付ピーナツをまくのが定番なのです。)
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まき終えたら、みんなで拾います。
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ちびっこ鬼はまくより拾う方が楽しくなっちゃったのか、器にたくさん拾ってくれました。
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早速拾ったピーナツを黙々と食べる鬼たち。
まいた豆も無駄にはせずに楽しみます。見た目がシュールです。
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年の分だけお豆を食べた後は、最後のプログラムである震災語り部の時間です。
今回は、谷地沼さんが地元の小学生のために作ったプログラムで語って頂きました。
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こどもたちも、大人より熱心に聞き入ります。
震災の行動訓はもちろん、震災で変わった心のあり方についてもお話され、
こどもたちはもちろん、大人にとっても貴重な学びになった様子でした。
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こうしてツアーは無事に終了したのでした。
西日が照る中、最後の記念撮影です。
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今回は冬枯れの千年希望の丘での活動になりましたが、食べて、作って、遊んでと、盛りだくさんの内容となりました。
おいしいお餅をふるまってくださったかあちゃんたち、かわいいひつじをみせてくれたいわぬまひつじ村さん、ありがとうございました!

育樹は冬を越え春植物が芽吹くころ、またシーズンを迎えます。
今回参加された方も、参加してみたい方も、その頃また森林づくりを楽しみに、岩沼に来てくださいね。

ではまた次の会で、お会いしましょう~!

(Text by suga)

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